さて、この日は、パンダネットジュニアで募集した、三組の「親子レポーター」が会場で棋士たちに熱心な取材を行った。千葉県の藤森親子。東京の木村親子。神奈川の加賀谷親子だ。藤森天太（そらたか）君は、小学5年生で四、五段の腕前。趙治勲十段の大ファンで、ぜひ一度ご本人を見たいと、応募したそうだ。「私は三段。いつの間にか抜かされてしまいました」とお父さん。小学４年生の木村美里さんも、１級のお父さんを追い抜いて四段の実力。好きな棋士は「小林泉美ちゃんと張栩さんです」。加賀谷紅葉（くれは）さんも小学４年生で三段。好きな棋士は「万波佳奈ちゃん！今年は、佳奈ちゃんが一日目で負けてしまったから残念です」 藤森親子 木村親子 加賀谷親子 控室では「ライバルは誰ですか？」「どんな碁が好きですか？」と子供レポーターから取材を受け、棋士たちは「難しいことを聞かれて困ったな〜！」。それぞれの答えは、親子レポーターによる特別ページをご覧ください。 （※「親子レポーター」特別ページは近日、このリコー杯ホームページに掲載予定です。お楽しみに！） 大盤解説者のマイケル・レドモンド九段が、この日は審判もつとめ、対局開始コール。熱戦の火蓋が切られた。準々決勝の組み合わせは以下のとおりだ。 【１】鈴木 歩三段／張栩碁聖 ペア vs 小西和子八段／石田芳夫九段 ペア 【２】加藤啓子五段／依田紀基九段 ペアvs 吉田美香八段／高尾紳路名人・本因坊 ペア 【３】小林泉美女流最強位／趙治勲十段 ペアvs 謝依旻三段／小林覚九段 ペア 【４】岡田結美子六段／山田規三生九段 ペア vs矢代久美子女流本因坊／結城聡九段 ペア [ ← 前のページへ ] [ 次のページへ → ] [ このページの一番上へ ↑ ]