Pair Go
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Pair Go 第20回 国際アマチュア・ペア囲碁選手権大会 The 20th International Amateur Pair Go Championship

特別協賛:JR東日本・日立製作所・日本航空               
本戦・荒木杯ハンデ戦 レポート

2007年11月15日(日) 表彰式
November 15th (Sunday) Award Ceremony

〜 表彰式とパーティ 〜
そして、セレモニー&表彰式。熱く楽しい戦いを繰り広げた参加者たち一堂が会した。このときを待っていたというように、皆の表情は笑顔。言葉の壁などものともせずにあちらこちらで会話をはずませる様子は、毎年のことながら心はずむ光景だ。高揚した気持ちにアルコールも加わり、皆の明るい声が、たちまち会場を一杯にした。

まず、松田昌士(財)日本ペア碁協会会長のあいさつ。
「年々盛んになってまいりましたこの大会も20周年、成人いたしました。今年も大勢の参加者が集まり、天候にも恵まれ、よい大会となりました。参加いただいた方々にお礼申しあげます。若い人の参加が多いことも嬉しい限りです。戦うことが盛り上げること。会を盛り上げてくださったことに、優勝ペアはもちろん、参加者皆さんに、お礼申しあげます」
そして、司会の稲葉さんから、「時間の都合ですべてはご紹介できませんが」と前置きされたのちに、文部科学省をはじめとするたくさんの祝電が読み上げられた。
「たくさんの励ましのお言葉、心あたたまるお言葉、また多くのお祝いのメッセージもいただき、ありがとうございました。皆様のお言葉を支えに、これから関係者一同、なお一層の努力を重ね、ペア碁の普及にまい進していきたいと思います。本当にありがとうございました」

いよいよ表彰式



入賞者



本戦プレゼンテーター



ご挨拶 松田昌士 (財)日本ペア碁協会会長


続いて、表彰式。優勝の韓国のソン・イーペアにはI・A・P-GO杯賞状、優勝杯、楯、副賞としてペアハワイ旅行と賞金10万円が、続いて内閣総理大臣賞、外務大臣杯が贈られた。戦いを終えたソンさんとイさんは、終始にこやかな笑顔だった。
準優勝の小田・永代ペア三位の久代ペアも登壇。準優勝ペアには、J・A・P-GO杯優勝杯、楯、副賞としてJAL国内往復ペア航空券が遅れられた。惜しくも優勝は逃したが、予選からここまで勝ち上がってきた素晴らしい健闘に、会場からは盛大な拍手が贈られた。

本戦優勝ペアにI・A・P-GO杯賞状 松田 昌士 (財)日本ペア碁協会会長



本戦優勝ペアにI・A・P-GO杯トロフィ 松田 昌士 (財)日本ペア碁協会会長



本戦優勝ペアに内閣総理大臣賞 前川忠生 東日本旅客鉄道(株)広報部長



本戦優勝ペアに外務大臣杯トロフィ 岩ア雄一 (財)日本ペア碁協会専務理事



国内ペア第1位にJ・A・P-GO杯 岩間英太郎 (財)日本ペア碁協会 理事長


続いては荒木杯ハンデ戦表彰。
Aブロック優勝は、金井和子さん・中村雄貴くんペア。まだ高校生の中村くんは、小学校2年生のときに『ヒカルの碁』を読み興味を持ち、日本棋院の子供教室に通い始めたという。その後、中学2年生のとき、城北中学・高校の文化祭で「先輩の洋龍さんにスカウトされました」と中村くん。洋龍さんとは、金井和子さんの次男(もちろん洋龍さんも応援にかけつけていました!)。金井和子さんは「久しく優勝に縁がなかったので嬉しいです」と満面の笑みだった。
各ブロック結果は以下のとおりだ。
Aブロック
優  勝 金井 和子(東京都/六段)・中村 雄貴(東京都/五段)
準優勝 川村 陽子(神奈川県/二段)・枳穀 紀雄(神奈川県/六段)
第3位 米田 弘枝(神奈川県/四段)・小澤 信弘(東京都/六段)


Bブロック
優  勝 菅野 莉紗子(東京都/1級)・三井 純(埼玉県/六段)
準優勝 川村 麻紗子(東京都/初段)・谷宮 雄一(東京都/六段)
第3位 馬上 典子(東京都/二段)・伊藤 洵(東京都/四段)


Cブロック
優  勝 石井 久美子(埼玉県/五段)・原 大介(埼玉県/11級)
準優勝 松田 佳予子(埼玉県/14級)・森 淳行(千葉県/八段)
第3位 長谷川 久美(東京都/6級)・長谷川 芳信(東京都/三段)



ハンデ戦表彰プレゼンテーター



Aブロック優勝ペアに賞状 瀬山 正 日本貨物鉄道(株)常務取締役



Aブロック優勝ペアに文部科学大臣奨励賞トロフィ 
矢ア新二 (財)日本ペア碁協会副会長



Bブロック優勝ペア表彰 盾 
松木 茂 (株)ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長



Cブロック優勝ペア表彰 賞状 塩田 章 (財)日本ペア碁協会理事



ハンデ戦碁石当てクイズ マイケル・レドモンド九段



ハンデ戦碁石当てクイズ マイケル・レドモンド九段


ここで、昨日表彰された、功労賞受賞の方々(「本大会の発展」と「ペア碁普及」にご尽力された方々)が改めてスクリーン上で紹介された。
国内7名の表彰者の中で、愛媛県の松本今代さんは、ハンデ戦にも毎年参加される実力者。三年前にご主人が他界されてから、息子さんの彰夫さんとペアを組んでいる。「80歳を過ぎているのに、一人で飛行機に乗ってやってきます。元気で本当になによりです」と彰夫さん。「私は東京に住んでいますから、年に一度の親孝行ですね」。


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