日本ペア碁協会
第1回WMSG「ペア碁競技」

『ペア碁競技』観戦レポート【1】

北京国際コンベンションセンターの「ペア碁」会場から、大会模様をレポートします。

予選ラウンド7戦は、13日にスタート。日本代表の平岡聡アマ八段・由里子アマ五段の夫婦ペアはCブロックに振り分けられました。C、Dブロックは7ペアのため全6戦。平岡ペアは、大会初日の第1ラウンドが手空きとなりました。

さて、まず、A~Dブロックの振り分け方法についてご紹介すると…

IGF(国際囲碁連盟)が定めたランキング上位から4チームずつが選ばれ、順に抽選でA~Dに振り分けられます。そこで、韓国、中華台北、日本、中国の上位4チームは、必然的に別ブロックに。以下、順次振り分けられてゆき、4ブロックそれぞれの出場ペアが決定されました。

◇ ◆ ◇

大会前日の12日は、恒例の親善対局と前夜祭がとりおこなわれました。

親善対局は、こちらも恒例の《民族衣裳》が、報道陣を賑わせました。30の国と地域の代表が一堂に会したのはペア碁でも初めてのこと、《民族衣裳》も圧巻でした。ペアも取り替えて、様々な国や地域の4名で碁盤を囲む和やかな時間は、またたく間に過ぎていきました。日本代表の平岡由里子さんの和服姿にも、たくさんのフラッシュがたかれていました。



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13日の第1ラウンドは、午後1時30分に開始されました。

各ブロックから2チームが枠抜けして、決勝トーナメントに進めます。前日の和やかな雰囲気も漂い、笑顔で握手をして対局に臨む選手たち。でも、もちろん、ひとたび石が打ちおろされると、表情も厳しくなっていきました。



隣室の「練習部屋」には、日本で大活躍の謝依旻女流本因坊の姿が。中華台北の選手として、16日からの決勝トーナメントに参加するわけですが、早くも練習開始。ペアを組むのは、中華台北ナンバーワンの周俊勲九段。日本チームにとっては強敵です!

日本のプロ選手も、小西和子八段が早々と現地入り。ペアの今村俊也九段はまだ到着していませんが、小西八段、女子団体戦出場の青木喜久代八段と練習対局(真剣勝負!?)をしていました。

午後3時ごろ、平岡ペアが会場に登場。お二人は、さっそく対戦表が掲示されたボードの前に向かい、対戦相手をチェック。日本の感覚からすると、ランキング下位のチームから当たっていくイメージがあるのですが…今大会の予選は、ランキング上位のチームから順番に当たっていきます。つまり、平岡ペアにとって、初めての対局が予選ラウンドの山場ということに。由里子さんは「ほお。初日から面白そうな組み合わせ」と、元気いっぱいのコメントでした。

午後4時。第2ラウンドがスタート。日本ペアの対戦相手は、ハンガリーペアです。
ハンガリーはCブロックの中でランキングでは2位とはいうものの、平岡ペアとはかなりの実力差があります。平岡ペアは、危なげなく初白星をあげました。ハンガリー戦の感想を語り合っているお二人に近寄ってみると…

由里子さん「ヨーロッパの女の人が思ったより強かったので驚いたね」。
聡さん「でも、男性はもっと強い人もいるよ」

ともあれ、日本ペアが好スタートをきって、大会初日を終えました。(writer:高見亮子)
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